【ISO会議開催状況・主要議題】
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ISO/TC 8 テネリフェ本会議及びTC 8/SCs会議概要
■概要
2007年10月31日/11月1日、第26回ISO/TC 8 本会議がスペイン/カナリア諸島/テネリフェ島で開催されました。この会議には 13カ国(日本、韓国、米国、中国、ドイツ、デンマーク、スペイン、英国、イタリア、ノルウェー、オランダ、ポルトガル及びシンガポール)、5機関(ISO中央事務局、IMO、IACS、IMSO:International Maritime Satellite Organization、ISMA:International Security Management Association)から46名が参加し、日本からは、独立行政法人海上技術安全研究所 吉田 公一 氏(TC 8/SC 2 議長)、東京海洋大学教授 林 尚吾 氏(TC 8/SC 6 議長)に出席いただくと共に、本会から、常務理事 矢萩 強志(TC 8/SC 9 議長)、冨永 恵仁(TC 8/SC 9 幹事)、長谷川 幸生(TC 8/SC 6 幹事:報告書作成)が出席致しました。
また、今回会議ではTC 8本会議の開催の他、10月30日にTC 8/SC 2/WG 2会議及びTC 8/SC 6会議が開催され、11月2日に ISO/TC 8 セミナー、11月3日に第45回諮問グループ(Advisory Group)会議が開催されました。
■主な内容
TC 8/SC 2/WG 2会議(10月30日AM)
船上ゴミ処理のガイドのISO規格案(CD21070)に対する日本、スウェーデン、英国及び米国からのコメントの検討(意見採否の決定)が行なわれました。
TC 8/SC 6会議(10月30日PM)
ISO/TC 8/SC 6傘下で作成作業中のISO規格の紹介、IMO/NAV 53報告(林 SC 6議長がISO代表オブザーバーとして出席)、審議としては主としてISO 8729-2(Active型レーダ反射器)対応並びにIEC/TC 80要請に基づく、ジャイロコンパス、THD他のインタフェース規定見直しに関して審議が行なわれました。
TC 8 本会議、TC 8セミナー、TC 8/AG会議(10月31日~11月3日)
ISO/TC 8として今後取り組む重要課題、特にShip Recyclingに関する議題については、11月2日のISO/TC 8 セミナーでも演題の過半数以上を占めるなど、活発な審議が行なわれました。
その他、TC 8傘下の各SCs(分科委員会)の現況活動報告などが行なわれました。