ISO/TC188 ベルリン会議概要

ISO/TC188 ベルリン会議概要

概要

ISO/TC188/WG14(国際標準化機構/スモールクラフト専門委員会/個人用安全ぎ装品作業委員会)会議が、CEN/TC162/WG6(個人用安全ぎ装品委員会)会議との合同委員会の形で2008年6月9日~6月11日に、TC188/WG22(復原性作業委員会)が6月9/10日にドイツ国のベルリン市にて開催されました。同様に、ISO/TC 188の全体会議が、2008年6月12日に開催されました。

上記ISO/TC188本会議並びにTC 188/WGs会議には、日本、UK、アメリカ、ドイツ、オーストリア、カナダ等、計13カ国の代表が出席し、日本の代表(日本船舶技術研究協会)として、当協会/救命及び防火分科会長の板垣 恒夫氏(社団法人日本船舶品質管理協会製品安全評価センター)、舟艇分科会長の 菅澤 實 氏(ヤマハ発動機株式会社)並びに同分科会委員の 角 晴彦 氏(財団法人日本セーリング連盟)が出席しました。

主な内容

WG 14会議では、2007年6月に開催された前回ケルン会議審議を継続し、イマーションスーツの基準を定めるISO 15027シリーズの見直し作業、救命胴衣関連基準を定めるISO 12402シリーズ―とりわけPart 7及びPart 9―の見直し作業などを中心に審議が行われました。

更に、WG 14会議2日目(6月10日)に関係者によるサーマルマネキンアドホックグループが開催されました。

また、WG 22会議では、舟艇の復原性基準を定めたISO 12217シリーズの改正内容に関する審議が行われた。

TC 188全体会議では、前回ロンドン会議以降の規格作成状況報告、TC 188傘下各WGからの諸報告などを中心に審議が行われました。

ISO会議開催状況