ISO/TC8 CSAG(船舶及び海洋技術専門委員会/議長戦略諮問会議)
ヘルシンキ会議の概要
ISO/TC8 CSAG(Chairman's Strategy Advisory Group)は、TC8 のISO 規格作成などの活動に関して、全体的な戦略を検討し、実際にISO 規格作成作業を行うTC8 傘下のSC(Sub- Committee)に対する指示案を策定する会議です。
CSAG のメンバーは、TC8 議長、TC8 傘下のSC の議長(SC1:救命防火、SC2:海洋環境保護、SC3:配管及び機械、SC4:甲板機械及びぎ装、SC6:航海及び操船、SC8:船舶設計、SC11:インターモーダル及び短距離海上輸送、SC12:ラージヨット)、並びにTC8 議長が指名した諮問委員で構成されています。
2011 年10 月28 日に、フィンランドのヘルシンキで開催されたTC8 総会の後に開催された。TC8CSAG 会議では、IMO のPolar Code、FAL 委員会 及びE-Navigation への対応、さらにTC188(スモールクラフト)との関係を検討しました。
同会議に日本(日本船舶技術研究協会)からは、独立行政法人海上技術安全研究所 吉田 公一 氏(TC8/SC2 議長)、東京海洋大学副学長 今津 隼馬 氏(TC8/SC6 議長)が出席しました。