ISO/TC8/SC8/WG7ハンブルグ会議概要

ISO/TC8/SC8/WG7(船舶海洋技術専門委員会/船舶設計分科委員会/非常時曳航WG)
ハンブルグ会議の概要

2011 年2 月15 日に第1 回 ISO/TC8/SC8/WG7 会議が開催されました。

今回のWG7 会議では、ISO16548(非常時曳航手順ガイダンス)の討議が主議題となりました。ISO16548 は、2008 年5 月に開催された第84 回 国際海事機関(IMO)/海上安全委員会(MSC)においてSOLAS 条約の改正案が採択され、全ての船舶に「非常用曳航手順」の備え付けが2012 年1 月1 日から(旅客船及び新造船は2010 年1 月1 日から)義務付けられることになり、このガイドライン(MSC.1/Circ.1255)も合わせてIMO において策定されたが、当該ガイドラインでは曳航手順の標準フォーマット等の具体的なことは定められていないことを受け、韓国から提案されたものでありました。

この会議には5 カ国(日本、韓国、USA、ドイツ、中国)1 機関(IMO)から10 名が参加し、日本(日本船舶技術研究協会)からは、本会 長谷川が出席いたしました。

 この会議の資料並びに詳細報告については、会員HP(https://www.jstra.jp/member)に掲載していますので、ご参照願います。

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