ISO/TC8/SC4
(甲板機械及びぎ装分科委員会)
上海会議の概要
ISO/TC 8/SC 4(甲板機械及びぎ装分科委員会)、同WG 6(揚貨装置作業委員会)及び同WG 9(極海域で使用する甲板機械作業委員会)の会議が、2014 年6 月25~26 日に、上海、Regal International East Asia Hotel に於いて開催されました。
SC4 総会に於いては、2 年前に開催された前回総会からの作業進捗状況が各WG 主査より報告されました。また、中国が将来的に提案を予定している新規作業項目が発表されました。
WG6 会議に於いては、ISO/WD 19354(船上クレーン-一般要件)を始めとした、船上揚貨装置に関するISO 規格7 件の逐次審議が実施されました。また、中国は、さらに3 件の船上クレーンに関する新規作業項目の提案予定を発表しました。
WG9 会議に於いては、韓国が提案した、ISO/WD 19641(極海域で使用する甲板機械の試験要件)に関する審議が実施されました。また、韓国は、さらに2 件の極海域で使用する甲板機械に関する新規作業項目の提案予定を発表しました。
今回の会議には、日本の代表(日本船舶技術研究協会)として、村上睦尚氏(海上技術安全研究所)及び松本怜大(日本船舶技術研究協会)が出席しました。
この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ(https://www.jstra.jp/member/)をご参照ください。