第6回 標準部会の開催報告
2007年10月17日
(財)日本船舶技術研究協会
10月15日(月)午後15時半より都市センターホテル会議室おいて、第6回標準部会が開催されました。 議題及び審議結果は、次のとおりです。
(1) 船舶部門日本工業規格(JIS F)原案の審議について(審議)
次の制定原案1規格が承認された。後日、国土交通大臣宛申出の予定。
【新規原案の名称】
・JIS F XXXX 船用銘板設計基準
【制定原案の概要】
この規格は、船に用いる銘板の設計、製造などに関わる一般的事項について、主に船舶部門日本工業規格(JIS F)に規定されている玉形弁、アングル弁及び仕切弁のハンドル部分に取り付ける弁丸銘板を並びに機器などに取り付ける矩形銘板を対象に規定している。
主な規定項目は、次のとおり。
1適用範囲 2引用規格 3用語及び定義 4一般要求事項 5取付け 6寸法
6附属書A(参考) 弁銘板の配置
(2)2007年度標準化関係事業活動報告(報告)
本会の標準化事業に関連して、4月に改組された傘下の分科会並びに協議会の活動状況について報告があり、了承された。
主な報告
・オイルミスト検知装置の国際提案
・温室効果ガス(GHG)及び防汚塗装に関する調査研究及び国際提案
・航海計器の国際提案
・船舶用陸電供給システムのIEC/ISOでの規格化について
・小型舟艇に関する国際対応
・船用弁、電気器具などのJIS F規格の作成
・舶用品標準化推進協議会/舶用品標準化セミナーの開催
(3)2008年度船舶関係標準化事業計画の概要案(審議)
2008年度の標準化事業計画の概要案について説明があり、異議なく承認された。
(4)その他(報告)
その他国際標準化の戦略的推進に関する日本工業標準調査会の取り組みなどについて説明があった。
当協会では、委員会規程第7条第2項の規定により、日本工業規格原案の作成に関する事項、ISO,IECの国際標準原案作成に関する事項等の特定事項を処理するために標準部会が設けられています。
○委員構成
部会長/萩原秀樹/東京海洋大学
委員/浅野光司 /日本小型船舶検査機構
仁保治/三井造船(株)船舶・艦艇事業本部
木原洸/(独)海上技術安全研究所
後藤芳博/(財)日本舶用品検定協会
桐明公男/(社)日本造船工業会
近藤良太郎/(社)日本電機工業会
釣谷康/(社)日本舟艇工業会
柳沼敦/(株)商船三井
山内秀紀/川崎汽船(株)
高階尚也/高階救命器具(株)
松尾龍介/(社)日本中小型造船工業会
時繁哲治/(財)日本海事協会
植村卓司/ユニバーサル造船(株)
藤山昭一/(株)鷹取製作所
本田圭佑/(株)エヌ ゼット ケイ
三輪元一郎/三元バルブ製造(株)
高平智明/(株)アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド
辻一郎/(社)日本舶用工業会
本件に関する問い合わせ
(一財)日本船舶技術研究協会
基準・規格グループ 標準化チーム 冨永 恵仁
〒105-0003 東京都港区西新橋1-7-2 虎の門高木ビル5階
Tel:03-3502-2130 Fax:03-3504-2350 E-mail:tominaga@jstra.jp