ISO/TC 8（船舶及び海洋技術専門委員会）^＊1の第38回総会が、日本を含む以下の13カ国及び3機関から約80名の参加のもと、2019年9月16日～20日にシンガポールで開催されました。

参加国：日本、中国、デンマーク、フィンランド、ドイツ、ギリシャ、イタリア、韓国、ノルウェー、ロシア、シンガポール、英国、米国（計13カ国）

参加機関：BIMCO （ボルチック国際海運協議会）、IACS （国際船級協会連合）、NACE（腐食防食技術者協会）（計3機関）

＊1= ISO/TC 8（船舶及び海洋技術専門委員会）は、ISOのうち、海事産業界全般に亘る国際標準を担当する専門委員会で、具体的には、外航船、内航船、及び沖合構造物その他海洋構造物を含む、船舶に関連した設計、建造、構成部材、ぎ装部品、装置、方法及び技術、並びに海洋環境関係の標準化を推進している。

　TCの総会では標準化方針の検討等戦略に特化した審議が行われ、実際の国際規格の作成は傘下のSC/WGに付託されております。

　この会議では、TC 8傘下のSC及びWGにおける活動状況を確認するとともに必要な指示が行われた。また、TC 8として戦略的に取り組むべき案件についての審議が行われ、TC 8の適用範囲の一部改正案が承認されました。また、併せて傘下の一部のSC（分科委員会）及びWG（作業委員会）も同時開催され、活発な審議が行われました。

　今次会合での討議結果等、この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ（https://www.jstra.jp/member/）をご参照ください。