ISO/TC 8 CSAG会議が2020年4月20／22日にWEBにて開催されました。

この会議にはCSAGメンバーであるTC 8議長、SC議長及び招聘されたTC 8関係者の他、20日の審議にはTC 8/SCs幹事が参加しました（合計の参加者は30名）。22日はSC議長と招待講演者が出席しました（参加者は25名）。

日本からは、吉田公一氏（日本舶用品検定協会）（CSAG専門家）、庄司るり氏（東京海洋大学）（TC 8/SC 6議長）、千田哲也（日本船舶技術研究協会）（TC 8/SC 2議長）及び長谷川幸生（日本船舶技術研究協会）（TC 8/SC 6幹事）（4月20日のみ）の計4名が出席しました。

TC 8 CSAG会議は年2回の周期で開催されている会合であり、IMOやIACSなど他組織の動向を把握しつつ、産業界のための標準を策定することを目的とした将来のTC 8の作業方針（大方針）等の議論を行っております。

この会議の結果、主に以下が審議されました。

・ 各SC作業へのCOVID-19の影響度合いの確認。

・ 次回ISO/TC 8総会開催に関する意見交換。

・ 新規分野のISO化の可能性（海洋マイクロプラスチック、大型クルーズ船、極海問題）。