TC 8/SC 13は、海洋観測・潜水艇・海洋利用等に関するISO規格の開発を目的として、2014年にISO/TC 8傘下に設立されました。現在は、WG 1（潜水艇）（コンビーナ：中国）、WG 2（海洋水文気象観測機器及び試験技術）（コンビーナ：中国）、WG 3（海水淡水化）（コンビーナ：中国）、WG 4（海洋環境影響評価）（コンビーナ：日本）にて、それぞれ規格開発が行われております。

今次ウェブ総会では、TC 8/SC 13事務局及び傘下WGが、前回SC 13総会（2019年9月）以降の活動を報告した他、中国及びカナダが将来予定案件に関するプレゼンテーションを行いました。TC 8/SC 13は、この報告及びプレゼンテーションの結果、各WGにて以下の案件が新規提案される予定である旨、認識されました。

【TC 8/SC 13に提案される予定の新規案件】

(1) Submersible-Terminology（潜水艇－用語）（中国提案）

(2) Digital Hydrophone（デジタルハイドロフォン）（カナダ提案）

(3) Terminology of Seawater Desalination」（海水脱塩に関する用語）（中国提案）

(4) Standard Test Method for Characteristics of the Spiral Wound Reverse Osmosis Membrane（スパイラル型逆浸透膜の性能試験方法）（中国提案）

今次会合での討議結果等、この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ（https://www.jstra.jp/member/）をご参照ください。