会議開催報告

ISO/TC 8/SC 13/WG 3(海水淡水化作業委員会)

 
担当 ISO/IEC/JIS
開催日時 2020年8月19日
場所 Webにて開催
概要

標記WGは、世界的な水資源枯渇の解決に向け、飲料水を確保するための逆浸透淡水化法(海水の塩分を濃縮して淡水を漉し出す方式)に関するISO規格等の開発のため、2015年にISO/TC 8/SC 13傘下に設立されました。WGコンビーナは中国が務めており現在の具体的な審議案件は、中国が提案したISO 23446(海水の逆浸透法により淡水化した生産水)で、海水の逆浸透法により淡水化した生産水の技術要件を取り纏めた規格案です。今般、ISO規格開発の中間段階であるCD(委員会原案)に相当する投票に提出された各国意見を審議するため、ISO/TC 8/SC 13/WG 3ウェブ会議が2020年8月19日(水)21:00(日本時間)に開催されることになりました。また、本ウェブ会議では、今後の新規提案候補案件として、「Terminology of Seawater Desalination」(海水脱塩に関する用語と「Standard Test Method for Characteristics of the Spiral Wound Reverse Osmosis Membrane」(スパイラル型逆浸透膜の性能試験方法)に関して中国がプレゼンテーションを行い、出席者間で意見交換を行いました。このウェブ会議には、日本から5名が出席しました。

今次会合での討議結果等、この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ(https://www.jstra.jp/member/)をご参照ください。

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