2022年4月11日（月）に標記WEB会議が開催され、IGCコード等における代替燃料に関する審議に資することを目的とした用語規格作成のためのブレインストーミングが行われた。

一方、WG 8コンビーナは、TC 8議長との協議結果として、技術が発展するにつれて規格とガイダンス文書の数は増えると思われるが、少なくとも次のISO規格を作成する必要があるとの見解を示している。

⚫ 代替燃料で用いられる用語の標準化

⚫ 代替燃料および代替技術の安全な取り扱い、保管、および使用に関連するベストプラクティスの標準化

⚫ 代替燃料を使用した船舶のバンカリング（燃料補給）の標準化

⚫ 代替燃料を供給するために使用されるバンカリング船の標準化

⚫ これらの代替燃料と技術をサポートするために必要な港湾インフラの標準化

⚫ 代替燃料の炭素ライフサイクルの標準化（他のISO技術委員会とも連携）

この会議には、Steven O'Malley TC 8/WG 8コンビーナ（米国）及びYao Shi TC 8事務局（中国）の他、日本1名（長谷川幸生[船技協]）、フランス1名、韓国1名、シンガポール1名、スウェーデン1名、米国1名、IACS 2名の計10名が出席した。

今次会合での討議結果等、この会議の詳細につきましては、当会会員専用ホームページ（https://www.jstra.jp/member/）をご参照ください。