拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。 さて、当協会では日本財団のご支援のもと、工業標準化(ISO、IEC等の国際規格及びJIS F規格)の推進に積極的に取り組んできております。 近年、船舶分野の国際規格を取り巻く状況は、国際貿易における国際規格の役割の増大、IMOで策定される国際条約等と国際規格の関連性増大等大きく変化してきており、関係者の皆様方にとっては、この国際規格を巡る状況を的確に把握したうえで、適時的確な新規提案の実施、他国による提案への適切な対応等を行うことがますます重要になってきております。 また、国際規格を国内規格(JIS F規格)に取り入れていくことも引き続き重要です。 つきましては、船舶分野の皆様の今後の標準化への取組みのご参考に資するため、標準化に関する国としての取組み、異業種におけるISO/IEC規格策定への取組事例、船舶関係ISO規格及びJIS F規格(係留金物、バルブ及びこし器)の作成動向等の情報提供及び意見交換を内容とするセミナーを、当協会の舶用品標準化推進協議会の取組として開催いたします。 諸事ご多忙のことと存じますが、多数のご参加をお待ちいたします。
敬 具
記
1.日 時: 2017 年 2 月 13 日(月) 13:30より(開場は13:00)
2.場 所: 大阪第一ホテル(https://www.osakadaiichi.co.jp/)モナーク 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-9-20
3.参加費: 無 料 (1月31日(火)までに参加申込書(クリックしてダウンロード)にご記入のうえ、FAX又はEメールにて申込みください。定員約80名、先着順とさせていただきます)
4.プログラム(変更があり得ます):
13:00 開場
13:30 開会
13:35~13:40 主催者挨拶 神林 伸光 一般財団法人日本船舶技術研究協会 理事長
13:40~13:45 主催者挨拶 益川 弘 舶用品標準化推進協議会 会長
13:45~14:15 特別講演1 国際標準化に向けた取組みについて(仮) 中野 裕二 氏 経済産業省 産業技術環境局 国際標準課 統括基準認証推進官
14:15~14:45 特別講演2 ビジネスプロデュースのための国際標準化への取組み 市川 芳明 氏 株式会社日立製作所 知的財産本部 国際標準化推進室 主管技師長 IEC/TC111(環境規格専門委員会)国際議長 ISO/TC268/SC1(スマートコミュニティインフラ分科委員会)国際議長
14:45~15:15 特別講演3 ルール作りに参加しよう ~参加しなければ始まらない。ルール作りに参加できることを知らなかったことによる失敗と成功体験~ 土肥 正男 氏 IDEC株式会社 技術戦略本部 国際標準化・知財推進センター 室長 IEC/SC121A/WG3(低圧開閉装置及び制御装置作業委員会)日本代表委員 ISO/TC281/WG1, WG3(ファインバブル技術作業委員会)日本代表委員 ISO/TC184/SC2(現TC299:ロボティクス)元日本代表委員
15:15~15:20 質疑応答
15:20~15:30 休憩
15:30~16:00 個別講演1 係留金物関係ISO規格及びJIS F規格の開発状況(仮) 廣野 義和 氏 甲板機械及びぎ装分科会長代理 三菱重工業株式会社 交通・輸送ドメイン 船舶・海洋事業部 下関技術部 船装設計課 外艤チーム 主席チーム統括
16:00~16:30 個別講演2 バルブ及びこし器関係ISO規格及びJIS F規格の開発状況(仮) 後藤 健二 氏 バルブ及びこし器分科会長 ジャパンマリンユナイテッド株式会社 津事業所 設計部 機関設計グループ グループ長
16:30~16:50 船舶関係標準化への日本船舶技術研究協会取組みのご紹介 斎藤 英明 一般財団法人日本船舶技術研究協会 基準・規格グループ長
16:50~17:00 質疑応答
17:00 閉会挨拶 三谷 泰久 一般財団法人日本船舶技術研究協会 常務理事
懇親会 (終了後~19:00)
以 上 |