日本船舶技術研究協会では、日本財団の助成を受けて「塗装工程の自動化・デジタル化研究開発」の事業を2021年度から実施しております。

　造船における塗装工程では、ほとんどの作業は手作業で行われており、品質も施工者の技量に依存することが多いだけでなく、作業工数も極めて多く、一定の品質を確保するために膨大な労力を要しています。また、検査工程においても目視等の検査が多いため、判定基準が検査員の感覚に依存するものも多く、ばらつきが生じ、建造現場において工程の乱れや建造コストの増加の要因になっています。

本事業では、これらの問題に対処するため、　

　　①塗装前処理検査のデジタル化プロジェクト

　　➁ストライプコート作業の自動化プロジェクト

　　③膜厚計測のデジタル化プロジェクト

の3つの研究開発プロジェクトを実施しました。

　この度、2022年度から2か年の共同研究で実施したフェーズ2事業が終了することに伴い、本事業で開発した検査機器や塗装機器を展示、紹介する成果報告会を下記のとおり開催させていただくこととなりましたので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

記

１．開催日時 　2024年3月12日（火）　13:00～16:30（開場13:00）

２．開催場所 　赤坂インターシティコンファレンス（AICC） ４F　401

　　　　　　　（東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR）

３．展示概要 　別添をご参照ください

４．参加費 　　無料

５．参加方法　 名刺をご持参のうえ会場に直接お越しください

　　　　　　　（事前申し込み不要）

添付資料

　添付資料1 成果報告会　展示概要

　添付資料2 会場案内図（AICC）

　添付資料3 研究会参加社名簿

　※下部のボタンよりPDF資料をダウンロードしてください

研究開発グループ　研究開発グループ　長﨑（ながさき）、井下（いのした）
TEL:03-5575-6428、E-mail：rdu@jstra.jp